
やりましたね、栃ノ心さん!
ジョージア人として初の優勝を果たしました。
今はジョージアに住む家族とも別居している栃ノ心剛さんですが、その中での優勝ですから喜びもひとしおでしょう。
出身国のジョージアでも祝福ムード一色のようですね。
大統領、首相、外交官などみんながコメントを発表しています。
ジョージアといってもピンとこない方もおおいですよね。
ジョージアの場所や地図、国での反応を紹介します。
大相撲は日本では大きな問題を抱えています。
こんな時に海外での祝福ぶりをみれば、相撲界ももっと良くならないといけない!と感じるでしょう。
素敵なジョージアの街並みや祝福の声を見ていきましょう。
栃ノ心の出身地ジョージアの場所の地図
栃ノ心のプロフィール;
- 四股名:栃ノ心剛(幕内力士)
- 本名:レヴァニ・ゴルガゼ
- 1987年10月13日(31才)
- 身長:192cm
- 体重:177kg
- 春日野部屋所属の現役大相撲力士
- 小結
栃ノ心剛(本名:レヴァニ・ゴルガゼ)の出身国はジョージアです。
3年前までは日本では「グルジア」と呼ばれていましたので、そう言えばなるほどとお分かりの方もいるかもしれませんね。
一人当たりの名目GDP(USドル)の推移を日本と比較してみますと、約10倍の差がありますので、日本での活躍は家族にとっても国民にとっても経済的にも麗しい出来事でもあるのでしょう。
もう少し深く見ておきましょう。
ジョージアの中でも、古都として有名なムツヘタ出身です。
首都であるトビリシからは北西に20kmの地域に位置します。
人口はわずか7,600人のムツヘタですが、クラ川とアラグヴィ川の合流する場所であることもあり、自然に囲まれた場所に町が広がっています。
キリスト教建造物を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件でもあります。
すごく景観の美しい地域で歴史を感じさせてくれる国です。
グーグルアースで歩いて頂きたいのですが、本当に美しい世界遺産の教会群などの建造物や街並みの様子には心が癒やされます。
赤い屋根の民家の並びも印象的でとても可愛いです。
不思議の国に迷い込んだかのような不思議な感覚になるかもしれませんね。
栃ノ心の出身国ジョージアでの反応は?大統領表彰も!
ギオルギ・マルグヴェラシヴィリ大統領:
「天皇賜杯を天したことを誇りに思う」
話題の大きさもあって、大統領表彰も検討されているとの話も上がっているようです。
ジョージアからすれば、栃ノ心さんが日本の天皇から賜杯を受け取っている訳ですから、それに見合った賞なり考えるのが自然なのかもしれませんね。
そのような心遣いは日本としても嬉しいことですが、一体どの様な賞を受賞するのでしょうか?
決定しましたら追記していきますね。
ギオルギ・クビリカシビリ首相:
Congratulations @tochinoshin! Georgian #Sumo wrestler Levan Gorgadze is the winner of Emeperor’s Cup! #GrandSumo #HatsuBasho #Tokyo pic.twitter.com/oP63FyRlPh
— Giorgi Kvirikashvili (@KvirikashviliGi) January 27, 2018
「ジョージアのスモウ・レスラー、レバニ・ゴルガゼが初場所優勝!おめでとう」
ゲーラ・ベズハシビリ外交官
「おめでとうございます。
あなたの業績を誇りに思います。
あなたはジョージア全体を幸せにし、誇りに思った!
あなたの将来の努力に多くの感謝と幸運。」
等と喜びを爆発させています。
国を挙げて注目しているのには理由も沢山あります。
実は、その一つにはこれまでにもジョージア出身力士は日本の相撲界で活躍してきているのです。
栃ノ心のジョージア先輩や仲間の力士の声
臥牙丸勝(幕内力士)
ひよの山 臥牙丸 赤鷲 pic.twitter.com/nQws0z5CAv
— 臥牙丸 勝 (@Gagamaru777M) January 20, 2018
四股名:臥牙丸勝(幕内力士)
生年月日:1987年2月23日
部屋:木瀬部屋所属の現役大相撲力士
体重: 212 kg
身長: 188 cm
前頭
栃ノ心とは同い年で同郷の力士です。
四股名:黒海太(幕内力士)
生年月日:1981年3月10日
部屋:追手風部屋に所属していた元大相撲の先輩力士
身長:190cm
体重:156kg
最高位は西小結
史上初のヨーロッパ出身の関取
2人の声は確認できませんでした。
栃ノ心へのジョージア国民の反応
- 「夢みたいな日です」
- 「夢みたいな日です。とてもうれしくてうれしくて、鳥肌が立つくらいうれしい」
- 「優勝おめでとう!!」
- 「天皇賜杯がジョージア人の手に渡ったんだぞ」
➠天皇賜杯をもらったことに対するジョージア人の感動にはスゴイものがあります。
日本では毎度のことですが、そう言えば凄いことですよね。
海外の反応に再確認させられることも多いですね。
- 「今こそジョージアに生まれたことを誇りに思う!」
- 「誰も成し遂げなかっ偉業をあなたはやってのけた」
- 「ジョージアは喜びに包まれている」
- 「全国民があなた(栃ノ心)を誇りに思ってるよ」
- 「本当にどうもありがとう」
- 「これは本物の奇跡だ」
- 「これがどれだけスゴいことか皆わかっているか?」
栃ノ心のご家族の反応
栃ノ心の妻のニノさん:
「娘が生まれたときに初めて泣きました。2回目に泣いたのは今日です」
二ヶ月前に生まれたばかりの娘さんです。
栃ノ心さん自身がまだ、生まれてきた娘さんに会ったことがないんですね。
ギオルギ・クビリカシビリ首相は優勝を決めた27日、取組終了後のわずか1時間半後に
まとめとジョージアの観光地
春日野親方の不祥事が大問題になっている中で、弟子である栃ノ心の優勝は本当におめでたいですね。
実に栃ノ心といえば、春日野親方からゴルフクラブで殴打された被害者の張本人です。
そんなことも忘れてか気にしていないのか、親方に感謝の言葉を述べている姿には感動を覚えました。
親方の今後はどうなるのかわかりませんが、素晴らしい弟子がいることは人生の財産ですね。
補足ですが、
ムツヘタの歴史的建造物群は世界遺産として登録されています。
- サムタヴロ教会・修道院
- ムツヘティス・ジワリ
- スヴェティツホヴェリ大聖堂
ジョージアのムツヘタは素晴らしい街並みです。
是非、一度行かれてみてはいかがでしょうか?
キリスト教のグルジア教の方が、国の8割を超える国ですので、宗教観についてだけは準備してけるとよいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。