最初からドロドロの展開のホリデイラブ。
その中でも、壇蜜演じる坂口麗華が怪しすぎます。
発言やセリフの一言一言に、“相手を操作しようとしている感じ”が露骨なまでに出ています。
あから様で見え透いている様にも見えるのですが、麗華が言うと何でもまかり通ってしまう雰囲気もまとっています。
でも、結構こうしたことって日常でもあるのではないでしょうか？
妖艶な占い師の坂口麗華の演技中の怖いセリフをまとめてみました。
あなたはこんな言葉に操られていませんか？
麗華の様な発言をする人には要注意です。
よく見ておきましょう。
次回の坂口麗華のセリフの一つ一つを、さらにお楽しみ頂けるかと思います。
ホリデイラブの坂口麗華が杏寿を従わせる
全てにおいて企みがあるような怪しいセリフばかりですが、杏寿は「NO」と拒否できずに、結局全てを坂口麗華の言うがままにされてしまいます。
マイホーム兼サロンである自宅に坂口麗華が来た時に、家の写真を撮影されます。
そのタイミングで杏寿の横顔の写真まで撮影されてしまいますが、その行為に対して怒ったりとかできない空気感とタイミングがあります。
次には、アプリのモニターにされ、導入したアプリからは勝手に操作されて知らない男にメッセージまで送信されてしまいます。
直後に話を切り出すタイミングや、話を少しそらして煙に巻いて相手の感情のタイミングをズラすことなどお手の物です。
相手が顧客であるという状況も上手に活用しているように見えます。
夫の純平との夫婦関係がうまくいっていないのでは？などの問いや、不倫を促す様に思える発言も全てが通ります。
普通なら、
「二度と来ないで下さい」
これだけで済む話かもしれません。
そこをまかり通させてしまうしたたかさと、一見しなやかそうにも見える押しの強さと妖艶さが坂口麗華の魅力の一つとも言えるのでしょう。
もちろん、一つ1つの言葉のイントネーションや語尾や抑揚など、人を操るための言葉のテクニックがふんだんに盛り込まれているのも、杏寿が拒否しきれない原因の一つでしょう。
スマホアプリのモニターの件もそうです。
有無も言わさずアプリのモニターにさせられてしまうのですが、なぜこうも従ってしまうのでしょう。
その秘密を坂口麗華の演技の中のセリフを通して考えてみましょう。
杏寿が従わされたことは？
- 家の写真を撮影
- 杏寿の横顔の写真まで撮影
- アプリのモニターにさせられる
- アプリから知らない男にメッセージ送信
- 失礼な言葉の数々
ホリデイラブの坂口麗華の不気味で怖いセリフ集
壇蜜出演ドラマ「ホリデイラブ」の公式サイトがリニューアルしております。
相関図やキャラクタービジュアルもご覧いただけます。
初回1/26（金）の放送をお楽しみに！https://t.co/PwSEJJDXXc@holiday__love #ホリデイラブ#サレ妻 pic.twitter.com/n0vezqVf3T— フィットワン (@FitoneOfficial) December 27, 2017
坂口麗華を扮した井筒里奈（松本まり）・・と思われる電話
「あのあずさんですか？」
「はじめてなんですが、予約できますか？」
「いえ、ご主人ですか？」
「家庭的なサロンですね」
「坂口麗華と申します。」
坂口麗華が杏寿のネイルサロン（自宅）に来てのセリフ
「はじめまして坂口麗華です。」
「素敵なお部屋ですね。お写真いいですか？」
「インテリアの参考にさせて頂きたくて・・」
「どうりで素敵なはずですね。」
褒める。褒める。褒める。の3段重ねです。
- 素敵なお部屋
- 参考にさせて頂きたい
- どうりで素敵
短いセリフのなかに褒め言葉をさり気なく沢山盛り込んでいますね。
杏寿の写真も撮影 「パシャ」
ネイルの場面で
「シンプルなのが好みなんです。」
「ピンクベージュ見せて頂けますか？」
「素敵、早いし、お上手ね。」
褒める
- 素敵
- 早い
- 上手
「早い・うまい・安い」の吉野家戦法本家如く。
坂口麗華の杏寿を畳み掛けまくる話術
下は坂口麗華が杏寿に浴びせかけたセリフです。
杏寿のセリフは省き、坂口麗華のセリフだけを抜き出しました。
より、異様さを感じて頂けるのではないでしょうか。
「ええ。なにか？」
「ねえ、一つ聞いていいかしら・・」
「杏寿さん、ご主人との関係に悩んでいませんか？」
「ごめんなさいね。不躾（ぶしつけ）で・・」
「その乾いた感じ セクシャリティが感じられない」
「それは夫とのフィジカルな関係が無いから」
「何年たってもラブラブなご夫婦もいるのにどうして？・・」
「私はこのまま終わるの どうして女として見られないんだろう・・」
「それが現在の最大の悩み」
「大丈夫 自信を持って」
「ご主人以外の男性から見ればあなたは十分素敵な女性よ」
「あなたとご主人 ツインソウルだといいのだけど・・」
「生まれる前から決まっている運命の相手 一生のうちに出会う人もいれば出会わない人もいる」
「信じないの？」
上から順を追って解説を入れていきましょう。
「ねえ、一つ聞いていいかしら・・」
と前置きをしておいて質問に入ります。
“夫とうまくいってないよね、あなたは”との失礼な質問をしてきます。
次に、一回だけ言葉の表面上では謝ります。
「ごめんなさいね。不躾（ぶしつけ）で・・」
いや、まさに不躾以外の何物でもないですよね。
そして、次がキラーワードです。
「その乾いた感じ セクシャリティが感じられない」
余計なお世話ですよね。
杏寿は乾いている。セクシーさがないと言っている訳です。
ここでは、坂口麗華なりの見解を述べる訳です。
次が問題です。
杏寿の気持ちを勝手に代弁して重ねます。
代弁を小気味よく、4回重ねます。
あたかも、“あなたに共感しているわ”とでも言わんばかりに躊躇なく重ねて発言してきます。
「大丈夫 自信を持ってっ」
勝手に杏寿の悩みを代弁した後にはこのセリフが来ます。
今度は、一方的に勝手に励ますのですね。
そして、次のセリフです。
「ご主人以外の男性から見れば、あなたは十分素敵な女性よ」
これまでの坂口麗華の妄想的な見解を勝手に既成事実に仕立てた挙句、今度は夫を軽くディスって男性の対象から外します。
夫をディスっているよりは、
「あなたは夫から、女性として見られていないのよ！」
この様に言われているのと同義なのですよね。
夫以外に目を向かせる目的に、言葉の上では成功しているかにも見えます。
そして、また、褒めていますね。
「素敵な女性よ」
言葉の上では、“素敵な女性”だといってくれている訳ですので、夫のことも煙に巻かれる形となってしまいます。
そして、坂口麗華はさらに畳み掛けてきます。
「あなたとご主人 ツインソウルだといいのだけど・・」
今度は勝手な共感と提案です。
「ツインソウル？」
と頭の中に、「？」が出てきて、「何のこと？」となります。
感情を質問にさせることで、今度はそれに回答することで理解を深めさせます。
“ツインソウルの方がいいってことなのかな・・。”
夫はツインソウルとは違うって・・？
杏寿の頭のなかには、これまでに必要としなかった言葉が一度通り抜けていきます。
ツインソウル・・
何か切っ掛けさえあれば、この“ツインソウル”の言葉が感情の向かいやすい方へ背中を押してくれる準備は整っているのです。
坂口麗華：「OK!! 仕掛け終了!! やったぁ！」といった感じでしょう。
ここまでで坂口麗華がやったことをまとめてみます。
- 褒める✕３回
- 褒める✕３回
- 質問
- 謝罪
- 断定
- 代弁✕４回（杏寿の気持ちの）
- 励まし
- 褒める✕１回
- 結論
- 提案
そして、次に坂口麗華は具体的な行動へと誘います。
杏寿にスピリチュアルアプリを坂口麗華の巧妙なセリフ
「信じるも信じないも自由よ コチラご存知？」
「ツインソウルに出会えるスピリチュアルアプリ・・」
「そうおっしゃらないで？」
「これ私が開発したの」
「ねえ杏寿さん このアプリのモニターになって頂けない？」
「ええ 杏寿さん、丁度いい感じなのよ お手間は取らせないから よろしくお願いしますねっ」
完全に杏寿をアプリのモニターにしに掛かってきます。
これが今回の来店の目的だったのでしょう。
「ツインソウルだといいのだけど・・」
からが早いですね。
「信じるも信じないも自由よ コチラご存知？」
と、知っている訳もないのにあたかも巷では皆知ってるけど位の感じで白々しく言ってきます。
しかも、枕詞に“信じなくても自由よ”と、いったんは杏寿に歩み寄った感じだけ言葉上では醸し出しておくのです。
そして、「私が開発」と来るわけですね。
「杏寿さん、丁度いい感じ」の下りなんかはもう意味不明です。
曖昧な表現を使って、YES,NOでは答えることのできないセリフを言ってくるのです。
最後に、「よろしくお願いしますねっ」と来ますから断れませんよね。
勝手に完結しちゃってるので断るのも労力が必要です。
結局、杏寿はGPS機能が付いているかもしれない得体の知れないアプリを常時持つこととなってしまうのです。
まとめ
今回は第一話の半分の坂口麗華のセリフをまとめてみました。
なかなか一筋縄ではいかない壇蜜演じる坂口麗華ですが、あなたの周りにもこの様な方はいないでしょうか？
少しだけ考えてみて下さい。
思い当たる人がいるかもしれませんね。
いつも褒め言葉をいってくるけど何だか自分の意に反して都合のいいように動かされているわ。
そういえば、スピリチュアルアプリを入れさせられたの。
なんてことがあったら気をつけて下さいー^^
坂口麗華は常にあなたのそばにいるのですから。
随時、追記または別記事で坂口麗華を追っていきますね。
ホリデイラブ坂口麗華のセリフの心理学！怖い怪しい演技の正体！を併せてお読み下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
